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2017年11月

中山間地域ならでは!「棚田オーナー制度」

矢板市

皆さん、こんにちは!

矢板市農林課です。

初めての投稿なので、まず最初に矢板市の中山間地域の紹介をしたいと思います。

矢板市は、大きく分けて北部の泉地区、中部の矢板地区、南部の片岡地区から成っていて、泉地区が中山間地域とされています。泉地区には、矢板市の特産品であるりんごの農家が集中しているほか、ツツジや紅葉がきれいな八方ヶ原など多くの観光資源に恵まれています。

その一方で、高い人口減少率・高齢化率、鳥獣被害などに悩まされており、地域活力の低下が問題になっています。

 

本日は、そのような中で地域の活性化のために頑張っている団体「兵庫畑棚田を守る会」の取組を紹介したいと思います。

「兵庫畑棚田を守る会」は、矢板市平野にある棚田が「残したい栃木の棚田21」に認定されたことを受け、地元の8戸の農家で結成されました。

棚田の景観を守るとともに、より棚田のことを知ってもらいたいとの想いから、平成15年に棚田オーナー制度を始めました。棚田オーナー制度とは、一般の方に棚田のオーナーになってもらい、稲作などの農作業体験をしてもらうものです。

具体的なスケジュールは下記のとおりです。

  • 第1回 3月 開講式・じゃがいもの種まき
  • 第2回 5月 田植え・じゃがいも畑除草
  • 第3回 7月 田の草取り・じゃがいも収穫
  • 第4回10月 稲刈り・収穫感謝祭

写真は、今年行われた田植えと稲刈り時のものです。作業は午前中に行われ、昼食には農家のお母さんたち手作りの地元の食材を使った豚汁などがふるまわれます。

オーナーには、東京都や埼玉県など県外の方が多く、そういった方々との交流が「兵庫畑棚田を守る会」の農家の生きがい・やりがいになり、地域の活性化につながっています。

 

今年度の棚田オーナー制度は終わってしまったのですが、来年度については、来年の1月~2月にかけてオーナーの募集を行う予定です。詳細なことについては、矢板市のHP等に掲載する予定です。

ぜひ、この機会に澄んだ空気と雄大な自然の中、昔ながらの農作業体験とおいしい田舎ごはんでリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

 

【問い合わせ】

矢板市農林課 整備振興担当

TEL  0287-43-6210

FAX  0287-44-3324

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